試験データ
日本語教員試験の合格率【令和7年度】ルート別の公表値を比較
公表される総合合格率には、受ける試験が異なる資格取得ルートが混在します。試験・養成機関・C〜Fの同じルートで、年度、母数、受験科目をそろえて読むことが重要です。
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受験する試験は資格取得ルートによって異なります。公表値は個人の合格可能性を示すものではなく、年度間でも受験者の免除区分の構成が変わります。
先に見るべき3つの数字
- 令和7年度・全体
- 67.5%17,597人中11,876人。全試験免除者2,852人を含みます。
- 令和7年度・全試験受験者
- 35.7%基礎・応用の両方を受けた3,796人中1,355人。
- 令和7年度・基礎試験免除者
- 70.0%応用試験を受けた10,949人中7,669人。
令和6年度・令和7年度を同じ区分で比較
| 年度 | 免除区分・母数 | 受験者数 | 合格者数 | 公表合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 全体(全試験免除者を含む) | 17,597人 | 11,876人 | 67.5% |
| 令和7年度 | 全試験受験者(基礎+応用) | 3,796人 | 1,355人 | 35.7% |
| 令和7年度 | 基礎試験免除者(応用を受験) | 10,949人 | 7,669人 | 70.0% |
| 令和7年度 | 全試験免除者(試験を受験しない) | 2,852人 | 2,852人 | ― |
| 令和6年度 | 全体(全試験免除者を含む) | 17,655人 | 11,051人 | 62.6% |
| 令和6年度 | 全試験受験者(基礎+応用) | 3,947人 | 366人 | 9.3% |
| 令和6年度 | 基礎試験免除者(応用を受験) | 7,750人 | 4,727人 | 61.0% |
| 令和6年度 | 全試験免除者(試験を受験しない) | 5,958人 | 5,958人 | ― |
各年度の全体集計には、試験を受けず免除資格の確認を経て合格証書を取得する全試験免除者が含まれます。 一方、基礎試験と応用試験を両方受けた人だけの公表値は、令和7年度35.7%、令和6年度9.3%です。
ただし、この年度差だけから「試験が簡単になった」「今年も同じ割合で合格できる」とは判断できません。 免除区分を含む受験者構成は年度ごとに異なり、個々の準備状況は公表値から分からないためです。
資格取得ルート別の公表結果
文部科学省の令和7年度実施結果PDFには、試験ルート、養成機関ルート、経過措置C・D-1・D-2・E-1・E-2・Fルート別の内訳があります。下の割合は、各ルートの受験者数(A)に対する応用試験合格者数(B)の割合です。受験科目が同じでも、課程、学位、現職経験、講習などの要件によって母集団は異なります。ルート間の率を難易度差や個人の合格可能性と解釈せず、まず同じルートの年度推移として確認してください。
RESULTS BY ROUTE
資格取得ルート別・令和7年度の結果
同じ年度でも、受ける試験や免除範囲が異なります。棒の長さは文部科学省が公表した合格率を示し、 全試験免除のE-1・E-2ルートは合格率として表示しません。ルートごとに母集団が異なるため、 棒の長さはルート間の難易度を示すものではありません。
令和7年度の公表合格率
全体は17,597人中11,876人(67.5%)です。
| 資格取得ルート | 受験・免除区分 | 令和7年度(2025年度) | 令和6年度(2024年度) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 基礎試験 合格者数 | 応用試験 合格者数 | 公表合格率 | 受験者数 | 基礎試験 合格者数 | 応用試験 合格者数 | 公表合格率 | ||
| 試験ルート試験ルートの進み方 | 基礎試験・応用試験を受験 | 3,538人 | 1,309人 | 1,269人 | 35.9% | 3,681人 | 323人 | 322人 | 8.7% |
| 養成機関ルート登録養成機関の選び方 | 基礎試験免除・応用試験を受験 | 2,409人 | 免除 | 1,686人 | 70.0% | ― | ― | ― | ― |
| CルートCルートの条件 | 基礎試験免除・応用試験を受験 | 6,711人 | 免除 | 4,708人 | 70.2% | 5,530人 | 免除 | 3,365人 | 60.8% |
| D-1ルートD-1・D-2ルートの違い | 基礎試験免除・応用試験を受験 | 1,245人 | 免除 | 842人 | 67.6% | 1,539人 | 免除 | 928人 | 60.3% |
| D-2ルートD-1・D-2ルートの違い | 基礎試験免除・応用試験を受験 | 584人 | 免除 | 433人 | 74.1% | 681人 | 免除 | 434人 | 63.7% |
| E-1ルートE-1・E-2ルートの条件 | 試験はすべて免除 | 625人 | 免除 | 免除 | ― | 1,228人 | 免除 | 免除 | ― |
| E-2ルートE-1・E-2ルートの条件 | 試験はすべて免除 | 2,227人 | 免除 | 免除 | ― | 4,730人 | 免除 | 免除 | ― |
| FルートFルートの条件 | 基礎試験・応用試験を受験 | 258人 | 87人 | 86人 | 33.3% | 266人 | 44人 | 44人 | 16.5% |
「―」は文部科学省の公表表に値がない項目です。E-1・E-2ルートは試験がすべて免除されるため、 合格率を100%とはせず「―」で示しています。
自分に関係する合格率を選ぶ手順
- ルート診断で、自分が確認する資格取得ルートを整理する
- 経過措置ガイドと日本語教員試験の全体像で免除資格と受験科目を確認する
- ルート別表で同じルートの受験者数、受験科目、応用試験合格者数を確認する
- 年度が異なる数字は、同じルート・同じ母数で比較する
- 合格率ではなく、公式の出題範囲とサンプル問題から学習計画を作る
数字から分からないこと
公表集計の対象は、ルート別の受験・合格状況です。学習時間、使用教材、実務経験、受験回数は個人の学習記録で管理し、免除資格は年度の試験案内と証明書類で判定します。